キンタロー。&ロペス 日本代表選手として世界選手権へ初出場!
キンタロー。&ロペスこと、岸英明・田中志保組は、昨年北海道で行われた日本代表選手派遣選考会で見事優勝をし、世界選手権への出場切符を手に入れました!
そしてその世界選手権へ…。
キンタロー。&ロペスが出場した世界選手権って?
世界選手権は各国持ち回りというか、手をあげた国が開催するという感じかとは思うのですが、今年は10/15にアメリカはマイアミで開催されました。
WDSF World Championship Latin Senior I – Miami という名前のコンペです。
シニアのしかもラテンの世界選手権はヨーロッパが多いのですが(多分強い選手がいるということもあって)、珍しく北米で開催されたようです。
日本からは、
キンタロー。&ロペス組
名越慎悟・名越明子組
の2組が代表選手として出場しました。
各国の数組の代表が集まる競技会というものですので、多くても40組くらいの出場です。
とはいえ、世界選手権もここ最近は、国の代表選手以外も出場できるというレギュレーションの変更があったようで、この2組以外にも日本からは3組、計5組が出場しています。
世界選手権シニアIラテン~さてキンタロー。&ロペス 注目の結果は?
まあ、なんといっても世界選手権ですよ。
カップルを結成してすぐの選手がね、そんなに好成績をとれるわけはないと思いますが…さあどうなんでしょう見てみましょう…。
えっ?
えっ?
なんと!7位です。
そして名越組も9位です。
すばらしい~。
残念ながら入賞ならず でも本当に惜しかったんです
ダンスは、最終的には上位6組で決勝戦を争うというのが基本です。
↑この図のように、6番目までの選手がファイナル(決勝戦)を踊り、表彰式に出られるということになります。
ということで、今回は準決勝戦までの成績。
そして成績は7位ですが入賞には一歩届かず…だったんです。
本当に惜しかった理由がこちら
世界の表彰台まであと一歩だったんです。
それはデータがきちんと証明しています。
こんな図見せられてもよくわかんないですよね。
これは、審査員がどの選手に点数をつけたのかというのを表している表なんです。
ダンスはさっき書いたように、上位6組がファイナリストとなって上位6組は1種目ごとに1~6位までの順位をつけるんですが、上位6組までは良いと思う組にチェックをつけていって、そのチェックの合計数でピックアップされます。
上の表がそれにあたります。
よーく見てください。
赤丸をつけているのが、準決勝⇒決勝へ勝ち進めるかどうかのチェック数なのですが、7位のキンタロー。&ロペス組は15チェック
決勝戦に進んだ6位の選手は16チェック
そう、たったのひとつしかチェックが変わらないんです!
つまり誰か審査員がキンタローたちにひとつチェックをいれていたら決勝戦に進めたということなんです。
本当に残念だし、日本選手で近年こんな成績を出した人たちはいなかったと思います(シニアラテンIの世界選手権で)。
本当に素晴らしい結果でしたね!
結成して短期間のカップルがここまでの成績を出した理由を考えてみた
当然ながら番組としてバックアップしている、メディアが注目しているからということは大きな理由ではあります。
ドレスのスポンサーや、マッサージトレーナーなどはもちろんついているでしょうから恵まれている環境だと思います。
- でもそれ以外に、やはり2人のダンススキルがもともと一定のレベルだったうえに、更なるのびしろもあったこと。
- キンタロー。のダイエットにより踊りやラインがシャープになったこと。
- 山本英美先生のレッスンを受けたこと。
などなどあります。
もうひとつ挙げられるのは、海外向きだったということです。
「何それ意味わかんない?」と思う人が大多数だと思います。
海外の選手って大きいんです。
身長はもちろんだけど厚みがある、その中で細めの日本人選手が踊った場合、シャープには見えてもストロングに見えることはなかなかありません。
でもキンタロー。&ロペスは、キンタローが痩せたとはいえ、もともと薄い作りの体つきではないので、海外ではストロングさと2人の良さであるプレゼンテーションが審査員によく見えたのではないかと思います。
なんだかおちゃらけ芸能コラムを書きたかったのに、熱く語ってしまいました。
でもでもこれからもとっても楽しみな2人。
今年の仙台の競技会でも、日本代表の座をゲットしているので来年の世界選手権にも出場が決まっています。
キンタロー。&ロペス ダンス世界選手権派遣選考会の結果は?(9/17仙台)
2人は芸人としてやっていきたいのかもしれませんが、ダンサーとして見ていきたいなと思ってます。